AFTから合格証書が来ました!

AFTから合格証書が来ました!

2019年1月31日

昨年、12月16日に第一回目のAFTのUC級の試験が行われました。
公式テキストが発売されたのが昨年の6月。
今回の試験は過去問題も別冊の問題集もない状態で、AFTが主催した勉強会に参加したのみで試験当日を迎える事になりました。
もちろん、私だけではなく今回の受験者は同じ条件下で受験に挑んでいるはずです。

UC級の合格証書はとても奇麗で豪華なデザインです。
調べると、現在は全ての級の合格証書が同じデザインのようです。私が通常級を取得した時はもっと地味なデザインでしたけどね。(^-^;ゞ
なんだかもらって嬉しい合格証書です。


色彩検定UC級とは?

UCとはユニバーサルカラー(Universal Color)の略。色のユニバーサルデザインの知識を問う検定試験です。
AFTの公式サイトからの抜粋です。↓

UCとは「色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使い」です。
特定の色の組み合わせが判別しにくい人は、日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人で、約350万人存在するといわれています。
また、加齢によって色を見分ける力などの視機能が衰えることがわかっており、高齢化が進む中で大きな課題となることが予想されます。このような特性について理解し、配慮した色使いができる人を増やし、誰もが暮らしやすい社会を目指します。

これからは高齢化社会です。
広告物のデザインも高齢者や障害を持つ人にも平等に見やすく、使いやすい物でなければなりません。
試験の問題の内容は、加齢による視覚障害の事や、遺伝による色覚の障害で色が判別しにくい人の事などを問うもの。
デザイナーは、なぜその色が見えないのか、目の障害や老化で見えにくくなった人にどのような色の環境を提供すれば良いのかを勉強していく必要があります。
視覚伝達は、美しいだけではなく、安全で全ての人が平等に情報を得るような配慮をしていかなければならないのです。

皆さんも色の勉強の枠を広げてUCの事を勉強しませんか?
興味がある方はいつでも島田にご相談下さい!